エネルギー生産とコエンザイムQ10。

エネルギーの必要性とコエンザイムQ10。

私たちの体が健康に日常生活を送ることができるのは、約60兆個もの細胞一つ一つが元気に働いてエネルギーを作り出しているからです。
その為に、エネルギーが上手に作れないと、疲れやすくなってしまうのです。

そして、この細胞のエネルギー生産を助けているのがコエンザイムQ10（CoQ10）なのです。

エネルギー生産とコエンザイムQ10。

細胞内では、「ミトコンドリア」という器官で、ATP（アデノシン三リン酸）と呼ばれるエネルギーが作り続けられています。

ミトコンドリアによるエネルギー生産量は全エネルギーの９５％にものぼり、「呼吸で得た酸素」と「食事で得た炭水化物など」を使い、エネルギーに変換しているのですが、この時にコエンザイムQ10が大量に使われているのです。

特に多くのエネルギーを必要とする心臓では、大量のコエンザイムQ10が必要となり、不足すると、エネルギーが十分に作り出せず動悸や息切れがしたりします。

また、歳を重ねる毎に動機や息切れを頻繁に起こすようになるのも、体内でのコエンザイムQ10の合成量が、年齢とともに著しく減少しているためと言われています。

心機能とコエンザイムQ10。

心臓は、特にコエンザイムQ10を必要としている器官です。
これは、心臓が休むことなく血液を全身に送る働きを担っているからであり、エネルギーが不足することで血液を送り出す力が弱まり、血液の循環が悪化してしまいます。

また、肝臓、腎臓、脳など多くのエネルギーを必要とする器官ほど、機能が低下してしまいます。

その結果、疲れやすくなるだけではなく、様々な不調や疾病を引き起こすと言われています。

コエンザイムQ10の必要性。

現在では、エネルギー不足から起こる心疾患を初めとした諸症状が、コエンザイムQ10の摂取により改善されることが多くの研究により明らかにされています。

コエンザイムQ10は、体を細胞レベルから活性化するため、健康の維持や増進だけではなく、美容やスポーツにおいても、その働きに注目されています。

欧米をはじめ世界各国では、医薬品や健康食品として幅広く利用されています。