コエンザイムQ10などのビタミン様物質。

コエンザイムQ10と同様にビタミン様物質と呼ばれている栄養素を紹介しています。
すでに、みなさまにとって馴染み深い名称等もあるのではないでしょうか。

ビタミン様物質について。

ビタミン様物質とは私たちの体に必要不可欠でありながら、「微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず自分で作ることができない化合物」というビタミンの定義に当てはめることが適当ではないとされている栄養素です。
下記に、コエンザイムQ10と同様にビタミン様物質と呼ばれている栄養素の一部を簡単に紹介していますので、参考にして下さい。

多価不飽和脂肪酸

「必須脂肪酸」とも呼ばれ、魚や植物に多く含まれている脂で、代表的なものにDHAやEPAがあります。
私たちの生命に極めて重要な成分であり、主にコレステロールや中性脂肪を下げる効果があります。
また一部の多価不飽和脂肪酸には脳の機能を高める働きもあります。

α-リポ酸(チオクト酸)

コエンザイムQ10と同様に細胞のミトコンドリアに存在し、糖質の代謝や活性酸素を除去する抗酸化作用、疲労回復などに役立ちます。
また、医薬品としても利用されており、水と油の両方に溶ける特徴を持っています。

α-リポ酸の効果

オロット酸(ビタミンB13)

水に溶ける性質を持ち、葉酸やビタミンB12の代謝を助ける働きがあります。
また、肝臓障害や早期老化の予防に期待されています。

パンガミン酸(ビタミンB15)

水に溶ける性質を持ち、糖質の代謝を高める働きや、活性酸素を除去する抗酸化作用などに役立ちます。
また、免疫力の向上やアンチエイジングなどに期待されています。

L-カルニチン(ビタミンBt)

アミノ酸の1種で必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されます。
脂質の代謝にとても役立つため、ダイエットや肥満予防にも期待されています。
また、コエンザイムQ10と同時に摂取することにより、その効果が高まると言われています。

L-カルニチンの効果

コリン

脳や細胞膜を構成するリン脂質の原料となるため、必要不可欠な栄養素とされています。
血管を拡張させる作用がある神経伝達物質の原料となるため、高血圧の予防や改善に役立ちます。
また、コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぐレシチンの構成成分でもあるため、動脈硬化などの予防にも役立ちます。

イノシトール

「イノシット」とも呼ばれている水溶性のビタミン様物質です。
脂肪の流れを良くし、体の中に溜まらないようにする働きを持つことから「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれます。
また、神経の細胞膜を構成するリン脂質の重要な成分であり、、脳細胞に栄養を送るという大事な役割などを持っています。

P-アミノ安息香酸(ビタミンBX、PABP)

水に溶ける性質を持ち、葉酸の合成に欠かせない物質であり、不足すると貧血になりやすいと言われています。
肌の老化防止、しわの予防などの効果があると言われています。
また、パントテン酸の吸収を促進したり、腸内の善玉菌を増やす働きもあると言われています。

バイオフラボノイド(メチルヘスペリジン、ルチン)

ビタミンPと呼ばれることもあり、野菜や果物から発見された水溶性の植物色素(フラボノイド)の一種で、知られているものだけで400種類以上あります。
活性酸素を除去する抗酸化作用を持ち、毛細血管の強化や免疫力の向上などに役立ちます。
フラボノイドに「バイオ」を付けるのは、化学的に合成された物ではないためです。

ビタミンU

キャベツ汁から発見されたため「キャベジン」とも呼ばれています。
胃酸の分泌を抑えたり、胃腸粘膜の新陳代謝を活性化させ、傷ついた胃腸の粘膜修復に必要なたんぱく質を合成する働きがあります。
また、胃腸薬などの医薬品にも使用されています。

・本サイトの利用は、コエンザイムQ10の効果のトップページにある注意事項をよく読んでご利用下さい。

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