有効性の臨床結果について。
心臓病の治療薬として使用されているコエンザイムQ10ですが、他にも様々な有効性の臨床結果があります。
こちらでは、その内容について紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。
コエンザイムQ10の必要性。
もともと、体内でも合成されるコエンザイムQ10の必要性は非常に高く、欠かすことができません。
これまでにも、様々な臨床試験が行なわれ、数多くの有効性が言われています。
下記にコエンザイムQ10の持つ有効性を紹介しています。
下記文中の茶色の文字については、(独)国立健康・栄養研究所より記事を一部引用しています。
循環器・呼吸器
もともと心臓病の治療薬として使用されているだけあり、循環器への効果は高いようですね。
・経口摂取で、うっ血性心不全に対して、有効性が示唆されている。
・予備的な臨床研究で、コエンザイムQ10の経口摂取は、狭心症患者における運動耐容能を上昇させる可能性が示唆されている。
・経口摂取で高血圧に対して、有効性が示唆されている。
糖尿病・内分泌
下記は、まれな糖尿病であり、一般的な糖尿病患者の血糖値のコントロールには効果がないという報告もあります。
・糖尿病の一種であるミトコンドリア遺伝子異常糖尿病による進行性インスリン分泌障害、運動不耐、聴力損失を防ぐ可能性が、幾つかの初歩的で基礎的な研究で示されている。
生殖・泌尿器
・乏精子症患者39名(平均年齢35.6歳、平均不妊期間61.7ヶ月)を対象に、1日にコエンザイムQ1060mgを12-16週間摂取させたところ、精子濃度、総精子数、総運動精子数が上昇し、高度乏精子症群では運動率も上昇したという報告がある。
脳・神経・感覚器
現代社会人の慢性疾患ともいえる偏頭痛にも有効な可能性があるようです。
・ミトコンドリア脳筋症の治療に、有効である。
・筋ジストロフィーの治療に経口摂取で、有効性が示唆されている。
・パーキンソン病の治療に対して、有効性が示唆されている。
・初歩的な知見で、片頭痛の予防に有効な可能性がある。
免疫・がん・炎症
体内での重要性がわかる臨床結果ですね。
・HIV/AIDS患者の免疫機能を向上させるのに経口摂取で、有効性が示唆されている。
・初歩的な知見で、進行した乳がんに対して、手術や化学療法、抗酸化物質、n-3脂肪酸、n-6脂肪酸と併用でコエンザイムQ10は治療を助ける可能性があが、逆に抗ガン剤の効果を減弱するおそれもある。
・コエンザイムQ10の抗ガン剤への耐容性について検討したシステマチックレビュー(系統的総説)がある。コエンザイムQ10は抗ガン剤(主にアントラサイクリン系抗ガン剤)による心臓及び肝臓毒性を緩和する可能性がある。
その他
歯周病に対し有効な可能性があるようですが、さすがはコエンザイムQ10です。
・ワルファリン使用による脱毛症に対し効果がある可能性を示唆する初歩的な知見がある。
・初歩的な臨床研究で、コエンザイムQ10の経口摂取は歯周病に対し有効である可能性が示唆されている。
・コエンザイムQ10は経口摂取で、急性冠動脈疾患患者における血中脂質過酸化生成物を低下させたという報告が同じ研究グループにより報告されている。
・本サイトの利用は、コエンザイムQ10の効果のトップページにある注意事項をよく読んでご利用下さい。
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